フランス代表OBサミル・ナスリ氏は、2026年ワールドカップの“レ・ブルー”ベストイレブンを選出した。
2018年大会優勝、2022年大会は準優勝のフランス代表。ディディエ・デシャン監督体制最後の大会となる2026年大会の出場へ向け、欧州予選ではグループDで3勝1分けの首位を走っている。早ければ、11月のインターナショナルウィークで本大会進出が確定する状況だ。
そんな“レ・ブルー”について、OBナスリ氏は『Canal+』の企画で「2026年ワールドカップでのベストイレブン」を選出した。
世界屈指の選手層を誇る攻撃陣について、ナスリ氏はキリアン・エンバペとウスマン・デンベレのポジション変更を提案。「中央はデンベレを置きたい。パリ・サンジェルマンと同じように、相手にプレッシャーをかけるポジションで起用してほしい。エンバペは左サイドだ。今は9番を希望しているようだが、以前は左サイドで活躍していたからね」と語っている。
また中盤の攻撃的ポジションには、ラヤン・シェルキを推薦。「彼にはまだ疑問符がつく。マンチェスター・シティで地位を確立できるかどうかを見守る必要があるね」と期待を込めた。そして右サイドには、直近4試合で攻撃的MFを務めていたマイケル・オリーセを選出し、「私にとって、彼は10番ではない。バイエルンでの活躍を考えればね」と語った。
その他、センターバックにはウィリアム・サリバとダヨ・ウパメカノを、GKにはマイク・メニャンを選出している。
■ナスリ氏が考える「フランス代表、2026年ワールドカップでのベストイレブン」
▽GK
マイク・メニャン(ミラン)
▽DF
ジュール・クンデ(バルセロナ)
ウィリアム・サリバ(アーセナル)
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン)
リュカ・ディーニュ(アストン・ヴィラ)
▽MF
オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)
マヌ・コネ(ローマ)
ラヤン・シェルキ(マンチェスター・シティ)
▽FW
マイケル・オリーセ(バイエルン)
ウスマン・デンベレ(PSG)
キリアン・エンバペ(レアル・マドリー)
