フルミネンセのチアゴ・シウヴァがヨーロッパ帰還を目指しているようだ。
ミランやパリ・サンジェルマン、そしてチェルシーで大きな活躍を残したシウヴァ。2024年にイングランドのクラブから退団した同選手は、ユース時代やキャリア序盤を過ごしたフルミネンセに復帰した。
すでにキャリア晩期を迎えたシウヴァだが、チームキャプテンを務め、この18カ月間で公式戦66試合に出場。昨シーズンの降格危機からチームを救い、今夏のクラブワールドカップではベスト4進出に大きく貢献した。さらに、今シーズンにはブラジル・セリエA5位フィニッシュと来シーズンのコパ・リベルタドーレス出場権獲得にチームを導いた。
そんなシウヴァだが、どうやらフルミネンセからの退団を決断した模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手は来夏のワールドカップに向けてフリーエージェントとして新たな挑戦を始めるようだ。さらに、中東やアメリカからの関心が届くとも考えられているが、より家族と近くにいるために、ヨーロッパに帰ってくることを最優先に計画している。
また、『ESPN』によると、シウヴァはブラジル代表復帰を目指している模様。2022年ワールドカップを最後にセレソンから離れていた同選手だが、41歳になった今でも2026年ワールドカップへの出場を諦めてはいないようだ。
