レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツをめぐる争奪戦に、プレミアリーグ王者リヴァプールも本格的に参戦したようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じている。
ヴィルツの獲得に向けては、すでにバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティが動き出しているとみられている。ドイツ紙『ビルト』によると、22歳のヴィルツは代理人を務める両親とともに、13日にプライベートジェットで渡英し、マンチェスター・シティを訪れたとスクープ。『キッカー』もこの報道を受け、「交渉がすでにかなり進展していることを示す明確な兆候だ」と伝えていた。
しかし、翌日の報道では状況が一転。『キッカー』によれば、ヴィルツが両親とともに訪問したのはシティではなくリヴァプールのクラブ施設だったという。また、今後の動向を予測するのは難しいとしながらも、「リヴァプールが争奪戦に加わったことで、レヴァークーゼンが希望する1億5000万ユーロ(約244億5000万円)程度とされる移籍金を得られる可能性は、少なくとも高まった」と分析している。
さらに同誌は、前述の3クラブに加え、レアル・マドリーも争奪戦に加わる可能性があると指摘。「多くの業界関係者は、今季限りでレヴァークーゼンを退団するシャビ・アロンソ監督が新たに就任する見通しのレアル・マドリーも参戦すると予想している」と締めくくっている。
