現地時間7日、FIFAクラブワールドカップ2022は準決勝が行われ、南米王者フラメンゴ(ブラジル)とアジア王者アル・ヒラル(サウジアラビア)が対戦した。
アフリカ王者ヴィダード・カサブランカ(モロッコ)との死闘をPK戦の末に制し、準決勝へと駒を進めたアル・ヒラル。アジア王者として初の決勝進出を前に南米王者のフラメンゴが立ち塞がるが、試合は早々に動く。
開始わずか2分、エリア内に抜け出したビエットをマテウジーニョが遅れて倒してしまい、アル・ヒラルに早くもPKが与えれらる。このPKをアルドサリがゴール左へと沈め、アル・ヒラルが先制に成功した。
思わぬPK献上で早くも先制を許したフラメンゴだが、南米王者は慌てない。ボールを保持してアル・ヒラルのプレスを掻い潜りチャンスを窺う。すると迎えた20分、エリア内右でマテウジーニョからのパスを受けたペドロがダイレクトで狙い澄ましたシュートをゴール左へと沈め、フラメンゴが同点に追いつく。
その後もフラメンゴが攻勢に試合を進めるが、アル・ヒラルも粘り強い守備で対応。このまま1-1でハーフタイムを迎えるかと思われた前半終了間際、エリア内で突破を止めたジェルソンが足を踏んでいたことがVARで判明し、アル・ヒラルにPKが与えられ、ジェルソンは2枚目のイエローカードを受けて退場。このPKを再びアルドサリが沈め、アル・ヒラルがリードして試合を折り返した。
1点ビハインドの上に数的不利の状況で後半を迎えたフラメンゴは、ブルーノとプルガルを投入。数的不利のため前半よりもアル・ヒラルにボールを持たれる形となるが、虎視眈々とカウンターを狙う。
しかし守備からの攻撃の切り替えのスピードを欠き、後方からの押し上げも少ないため、攻撃に厚みがなくなかなかシュートチャンスを作るまでに至らない。逆にアル・ヒラルは運動量で上回り、局面で数的優位を作りながら危なげない試合運びを披露。
迎えた71分、高い位置でボールを奪い、マレガ、アルドサリと繋いでエリア内右でボールを受けたビエットが角度のない位置から右足を振り抜くと、強烈なシュートがニア上に突き刺さり、アル・ヒラルが3-1とリードを広げた。
本来は自分たちがやりたいはずのカウンターで痛恨の失点を喫したフラメンゴ。ビダルを投入するなど手を尽くすが、数的不利と2点のビハインドは重く、アディショナルタイムにバルボサのシュートのこぼれ球をペドロが押し込み1点差に詰め寄るが、反撃もそこまで。逃げ切ったアル・ヒラルがアジア王者として初の決勝進出を決めた。
クラブワールドカップ2022は8日に準決勝もう1試合のアル・アハリ(エジプト)対レアル・マドリー(スペイン)が、11日(ともに現地時間)に決勝戦と3位決定戦が行われる。
■試合結果
フラメンゴ 2-3 アル・ヒラル
■得点者
フラメンゴ:ペドロ(20分、90+1分)
アル・ヒラル:アルドサリ(4分PK、45+9分PK)、ビエット(70分)




