国際サッカー評議会(IFAB)は5人交代制の定着を提案した。イギリス『BBC』などが伝えている。
新型コロナウイルスのパンデミックによる中断明けの昨年6月から各国リーグや東京オリンピックなどの国際大会で採用される5人交代制。過密日程による負傷リスクの軽減を目的に、この臨時ルールは一時的に適応されている。
しかし27日、競技規則の制定に関わる機関であるIFABは国際サッカー連盟(FIFA)などとの会議の後に声明を発表。その中で「フットボール環境の必要性に応じて各大会で交代数の増加を決められるものとし、交代機会(3度+ハーフタイム)は現状維持にすべきであることを推奨する」と伝えた。
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また、多くの連盟や協会、リーグ、そのほかステークホルダーらから永続的にこの規則を適応できるようにすることを求める声が上がっていたことも明かしている。
なお、多くのリーグ戦や大会で5人交代制が採用されるものの、イングランドのプレミアリーグに至っては複数のクラブが交代枠を増やすことでビッグクラブが有利になるとの考えを持っており、昨シーズン開幕以降、通常の3人交代制で行われている。