2021-08-15 Genk Ito JunyaGetty Images

今季初ゴールの伊東純也、今夏の移籍は考えず「ここで本当に楽しくやれている」

ベルギー1部ヘンクに所属する日本代表FW伊東純也は現地時間14日のルーヴェン戦で今季初ゴールを記録。試合後、自身の去就について「ここで本当に楽しくやれている」と語った。

ヘンクが2点リードで迎えた77分、伊東は同僚DFダニエル・ムニョス、MFクリスティアン・トルストヴェットとのワン・ツーを介して右サイドからペナルティーアークへ。最後にペナルティーエリア内のFWテオ・ボンゴンダがヒールで折り返すと、ミドルレンジからの左足シュートでネットを揺らした。今季初ゴールを記録し、そのほかにも数々の好機を演出した伊東は4-0の圧勝劇に大きく貢献している。

伊東はヘンクと2023年までの契約を残しているが、今夏の移籍の可能性が伝えられていた。試合後、『voetbalkrant』が紹介したコメント曰く、「今の状況から言いますと、ヘンクに残ると思います。ここで本当に楽しくやれている。チームは素晴らしいし、この街やファンたちが大好きです」と強調し、「(ポール)オヌアチュとボンゴンダと自分は、おそらくベルギー最高な前線を形成していると考えます。『何故ここを離れなければいけない?』と自分に問いかけています」とも続けた。

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また伊東は『Het Belang van Limburg』に対して、ゴールについては「これがヘンクでの最も美しいゴールだったか? ナイスなゴールをいくつか決めてきましたからね。ただ、2つのコンビネーションから生まれた形には良いフィーリングを得ていますよ」とコメント。一方、「まだ日本から戻って来てそれほどの時間が経っていません。まだトップコンディションではないという感触です。もう少し改善しなければいけません」と、まだ本調子ではないと語っている。

なお『sporza』は伊東をルーヴェン戦のマン・オブ・ザ・マッチに選出。「ジュンヤ・イトウはまたも自身のクオリティを披露した」「監督なら誰でもこのようなプレーヤーを自身のチームに欲しいだろう」などと絶賛していた。

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