元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が27日、フィオレンティーナ情報ラジオ局『Radio Firenze Viola』のインタビューに応じ、フィオレンティーナなどについて語った。
若手指揮官ヴィンチェンツォ・イタリアーノの下、セリエA7位で昨シーズンを終え、5年ぶりにヨーロッパの舞台へと復帰したフィオレンティーナ。だが絶対的エースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチも失った今年、セリエAでは2勝4分5敗で14位と大きく出遅れている。そんなフィレンツェのチームにザッケローニ氏が見解を示した。
「フィオレンティーナの問題はフィジカルというよりメンタルの問題だ。昨シーズンよりも熱狂がない。選手たちも以前のように自分たちの力を信じていないように見える。それに相手を驚かすためには、もっとスピードあるプレーをするべきだ。今年のフィオレンティーナは昨シーズンよりも予想されやすいようにも見受けられる。私がフィオレンティーナの指揮官だったら、リーグ戦をあまりおろそかにすることなく、ヨーロッパ・カンファレンスリーグにかなり力を入れるだろう」
続いて指導経験豊富なザック氏は、今夏、ヴラホヴィッチの後釜としてフィオレンティーナに加入したFWルカ・ヨヴィッチについて問われると、リーグ戦10試合で2ゴールにとどまるセルビア代表FWを巡り持論を展開した。
「バルカン半島出身の選手たちはややこうした傾向がある。彼らが持てる力を最大限に発揮するためには、指揮官が上手く仕向けていかなければならない。ヨヴィッチのクオリティに疑いはない。それに加入して以降、成熟したようにも見える」
最後にザック氏は、2019-20シーズン後半から導入されている5人交代制に言及。その重要性を説いた。
「GKを除けば、ピッチでプレーする選手は10人。交代枠5人とは、チームの半分を変えるということなんだ。すなわち戦術、技術、もしくはフィジカル面でチームを変えることができる。交代のカードを切るということは、昔と比べて非常に、非常に重要な武器になった。交代枠を使うたびに有利になれる」


