Dusan Vlahovic Fiorentina 2020-21Getty

注目株ヴラホヴィッチ、契約延長交渉決裂…ヴィオラオーナー「努力は報われなかった」

フィオレンティーナのオーナーであるロッコ・コミッソ氏は、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが新契約締結を拒否したことを明かした。

2018年にフィオレンティーナへ加入し、今シーズンもここまで公式戦8試合で6ゴールと好調を続けるヴラホヴィッチ。この活躍を受け、各国ビッグクラブが21歳のストライカーに興味を持つと報じられており、今夏の移籍市場でもアトレティコ・マドリーやトッテナムなどが獲得に動いていた。

一方でフィオレンティーナは、ヴラホヴィッチの引き留めに躍起。クラブ史上最高額のサラリーをオファーを提示していたが、2023年まで現行契約の残るセルビア代表FWは、クラブからのオファーを拒否したようだ。

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コミッソ氏はクラブの公式ウェブサイトで「ここ数カ月にわたり頻繁に話されているドゥシャン・ヴラホヴィッチの契約に関する疑問について、フィオレンティーナファンに新しい情報を伝えたい」と綴り、契約延長交渉が決裂したことを明かした。

「知っての通り、フィオレンティーナはとても大きなオファーを選手に提示した。我々のオファーは彼をクラブ史上最高給取りの選手にするものだった。ドゥシャンの要求に応えるために何度も金額を修正した。しかし、我々の努力はむなしく、いずれのオファーも受け入れられなかった」

「この数週間、クラブと選手の両方が幸せになれるための解決策を探る努力をしてきたが、残念ながら我々の努力と取り組みは報われなかったと言わざるを得ない。現時点で我々にできることは、選手とその関係者の希望を受け入れることで、今シーズンを良いものにするために実行可能で、適切な解決策を早急に明確にすることだ」

「ドゥシャン・ヴラホヴィッチは21カ月間フィオレンティーナとの契約が残っている。ファンとチームメイト、コーチ陣、そしてクラブへの最大限の敬意とともに、フィオレンティーナ加入以降見せてきた同水準のプロフェッショナリズムを示して、彼が今まで通りにクラブの目標達成のためにチームを助けてくれるということに何の疑いもない」

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