ヨーロピアンリーグ機構と国際プロサッカー選手会(Fifpro)は、国際サッカー連盟(FIFA)を欧州委員会に告訴した。
近年大きな話題となっている過密日程。ジョゼップ・グアルディオラ監督をはじめ、複数の指揮官が日程を非難し、最近ではロドリ(マンチェスター・シティ)が示唆したストライキに続々と選手が同調。アリソン(リヴァプール)やソン・フンミン(トッテナム)らも声を上げてきた。しかし、FIFAは2025年から新フォーマットになるクラブ・ワールドカップ、さらに2026年のワールドカップで出場チームを増やしており、さらなる試合数の増加に批判が相次いでいる。
そんな中で7月、欧州の30カ国以上のクラブからなるヨーロピアンリーグ機構とFifproが連名で、FIFAに対して法的措置に出ることを発表していた。そして14日、Fifproの欧州部門とヨーロピアンリーグ機構、さらには同機構に属してはいないラ・リーガが、欧州委員会の法律に抵触する可能性があることから「優越的地位の濫用」でFIFAを告訴した。
Fifproのトップを務めるデイヴィッド・テリア氏は、「FIFAは耳を傾けること、ピッチに立って世界的なエンターテイメントカルチャーを作り出し、身体を限界まで酷使するこの産業の一番の労働資源である選手と協力することを拒否した」と話し、FIFAへの非難を続けた。
「我々は長年選手たちの話を聞いてきたが、同じメッセージを受け取ってきた。それは過剰にプレーし、回復するための十分な時間がないということだった。負担の面で最悪のシーズンを迎える前に、多くの選手たちは『もうたくさんだ』と同じメッセージを公の場で口にすることを決めた」
なおイギリス『BBC』によると、欧州委員会はこれから予備調査を開始し、各関係組織に聴取を行う見込み。現時点でスケジュールは決まっていないが、予備調査には12カ月を要することが予想されており、その後正式な調査を開始するかどうか決めることになるようだ。
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