これまでドイツ代表の正GKとして主要大会に出場したことのないGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、今夏のワールドカップ出場も危ぶまれるようだ。ドイツ誌『キッカー』によると、ユリアン・ナーゲルスマン監督は、その代表復帰の可能性を断念しつつあるという。
今季、バルセロナでジョアン・ガルシアに正GKの座を奪われたシュテーゲンは、出場機会を求めて今冬の移籍市場でジローナにレンタル移籍。ワールドカップ(W杯)出場を目指すドイツ代表GKは、先月26日のヘタフェ戦(1-1)で新天地デビューを果たし、好セーブを披露。しかし、同31日のオビエド戦(0-1)でハムストリングを負傷し、スペインメディアによると、手術が必要で、数カ月の離脱を余儀なくされるという。
これを受け、ナーゲルスマン監督は「マルクはちょうど戻ってきて、非常に良い状態にあった。みんな彼の代表復帰を大いに楽しみにしていた。今後も引き続き彼を欠くことになる。しかし、マルク本人にとってこの挫折は、もちろんさらに辛いものだろう」とコメント。W杯メンバー発表前の最後のインターナショナルウィークで臨むスイス代表(3月27日)やガーナ代表(同30日)との親善試合までの復帰は難しいと示唆した。
また、同監督は、昨年6月のフランス代表とのネーションズリーグ3位決定戦(0-2)がドイツ代表での最後の試合となった33歳の守護神に向けて、励ましの言葉を送った。「今大切なのは、健康を取り戻すこと、落ち着いて過ごすこと、そしてプレッシャーをかけないことだ。全員、彼を支えている」と語っている。
なお、現在ドイツ代表の正守護神を務めているのは、ホッフェンハイムのGKオリヴァー・バウマン。シュトゥットガルトGKアレクサンダー・ニューベル、アウクスブルクGKフィン・ダーメンが第2、第3GKを務めている。
