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9月と10月の“代表ウィーク”を1つに統合…FIFA、W杯開催年2026年以降の日程を発表

FIFA(国際サッカー連盟)は、2026年~2030年にかけてのフットボールカレンダーを変更した。

現在、年間5回(3月、6月、9月、10月、11月)設定されているインターナショナルウィーク。各2週間の期間で、各国はワールドカップやEURO、アジアカップといった主要大会を除き、各大陸予選や国際親善試合など最大10試合を戦っている。

しかし近年、インターナショナルウィークによる各選手の負担が問題に。特に長距離移動を強いられるアジアや南米の選手の負担は問題視されており、現場からも改善を求める声が上がっていた。

そしてFIFAは、2026年からインターナショナルウィークの日程を変更することになった。FIFAは公式HPで2026年~2030年にかけてのフットボールカレンダーを発表し、9月と10月のインターナショナルウィークを1つに統合することになっている。これにより、年間のインターナショナルウィーク実施数は4回に削減された。

2026年以降は、9月最終週~10月上旬まで約3週間のインターナショナルウィークを設置。この間に各国は4試合を戦うことになる。『The Athletic』によると、試合数自体は変わらないものの期間を分けずに実施することで、選手負担の軽減を図る模様。またこの変更により、各リーグは約3週間の中断期間を設けることになるようだ。

なおプレミアリーグなど欧州主要リーグは、インターナショナルウィーク前の試合が2026年9月19日と20日に開催され、3週間後の10月10日と11日に再開されることになる。

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