国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、アフリカ・ネーションズカップ決勝のセネガル代表の振る舞いを非難した。
18日に行われたアフリカ・ネーションズカップ決勝で、セネガルは開催国モロッコと対戦。スコアレスで90分間を終えると、延長戦の94分にパプ・ゲイェが決勝点をマークし、1-0で勝利して2大会ぶり2度目の優勝を飾った。
しかしこの試合では、後半アディショナルタイムに大混乱が発生。ブラヒム・ディアスがエル・ハッジ・マリック・ディウフに倒され、VARのレビューの結果モロッコがPKを獲得する。すると、この判定に納得できないセネガルのパペ・ティアウ監督は選手たちにロッカールームへと引き上げるように命じ、スタンドでも衝突が発生するなど、試合は10分以上にわたって中断。その後、サディオ・マネが選手たちをピッチに引き戻して再開されたが、ディアスのPKをGKエドゥアール・メンディがセーブ。これで90分間を終えている。
優勝したセネガルだが、この後半アディショナルタイムの行動は波紋を広げており、モロッコのワリド・レグラギ監督は「アフリカにとって恥ずべきもの」と非難。さらに、FIFAのインファンティーノ会長も『Instagram』で苦言を呈した。
「残念ながら、私たちはピッチとスタンドで容認できない光景を目撃した。一部の“サポーター”だけでなく、セネガルの一部の選手やスタッフの行動を私たちは強く非難する。このような形でピッチから去ることは受け入れられるものではない。また、暴力は我々のスポーツにおいて容認されない。あれは明らかに間違いだ」
「ピッチ内外を問わず、審判が下した判定は常に尊重されなければならない。チームは競技規則の範囲内で戦うべきであり、それを欠けばフットボールという競技の本質そのものを危険にさらすことになる」
「チームや選手は責任ある行動を取り、スタジアムの観客や世界中で観戦している何百万もの人たちに対して正しい模範を示す責任がある。今日、目撃された醜い光景は非難されるべきものであり、二度と繰り返されてはいけない。フットボールにはこのような行為の存在する場所がないことを改めて強調する。CAF(アフリカサッカー連盟)の懲戒機関が適切な措置を取ることを期待する」
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