20230316 Gianni Infantino(C)Getty Images

FIFA会長インファンティーノが無投票で再選、批判上がる2026年ワールドカップに「確かに試合は増えるが…」

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、無投票での再選が決定した。

2016年からFIFAのトップを務めるインファンティーノ会長。ロシアでのワールドカップを成功させた翌年の2019年に再選した同会長は、16日にルワンダで行われた第73回FIFA総会で、無投票で再選することが決まった。なお、任期は2023年から2027年までの4年間となる。

再選の決まったインファンティーノ会長は、「FIFAの会長であることは非常に大きな名誉であり、非常に大きな特権で、そこにはとても大きな責任もある。私は引き続きFIFAに尽くすこと、世界中のフットボールに尽くすこと、211すべての加盟組織に尽くすことを約束する」と語った。

またインファンティーノ会長は、拡大を発表した2026年ワールドカップと2025年から始まるクラブ・ワールドカップに対して批判的な声が上がっていることについて、自身の考えを口にした。

「(試合が)多すぎると聞く。確かに試合数は増えるが、それは一部の話であり、世界全体の話ではない。実際に、世界中の多くの地域ではプレーするだけの十分なフットボールがない。我々にはより一層の大会が必要で、世界を発展するためのフットボールを求めている」

「我々は女子クラブ・ワールドカップや、予選から解放される隔年3月に行うFIFAワールドシリーズの開催について話し合っている」

またインファンティーノ会長は、今後サラリーキャップを導入する考えがあることや2027年までに男女のワールドカップの賞金を平等にする方針についてもコメントしている。

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