The Club World Cup trophyGetty Images

12月予定クラブ・ワールドカップの日本開催見送り決定…FIFA「将来日本に戻ってくることを楽しみにしている」

国際サッカー連盟(FIFA)は、FIFAクラブ・ワールドカップ2021を日本で開催できないことを発表した。

6大陸王者に開催国枠を含めた7チームが世界最高のクラブの座を争うクラブ・ワールドカップ。その2021年大会が日本で開催されることが昨年決定していたが、緊急事態宣言が9月末まで延長されるなどの新型コロナウイルス感染状況の影響により、日本での開催が見送られることが決まった。

FIFAは、声明の中で「本日(9日)、日本サッカー協会(JFA)からCOVID-19パンデミックと受け入れ状況により、FIFAクラブ・ワールドカップ2021を主催できる立場ではないとの通達があったことをFIFAは発表する」と日本での開催中止が決まったことを伝え、今後新たな開催地を決めると続けた。

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「FIFAはJFAの取り組みや献身性に感謝し、将来日本に戻ってくることを楽しみにしている。FIFAクラブ・ワールドカップ2021の代替開催地に関する詳細は、FIFAにより追って発表される」

また、JFAはFIFAとの協議を経て開催見送りを決定し、「FIFAクラブワールドカップは、JFA創立100周年の記念事業の一環としての位置づけもありましたが、現時点において、年末の新型コロナウイルス感染の状況を予測し難く、また、観客の人数制限等の様々な制約がある中での開催は非常に困難であるとの結論に達しました」と決定に至った理由を説明した。

なお、現時点で、欧州王者チェルシー、アフリカ王者アル・アハリ、オセアニア王者オークランド・シティの3チームの参戦が決定している。

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