ayase ueda-feyenoord(C)Getty Images

ヒメネスに代えて上田綺世を起用すべき? OBが主張「セルクル・ブルッヘから来たとても良い日本人がいる」

元フェイエノールトのヴィレム・ファン・ハネヘム氏は、サンティアゴ・ヒメネスではなく、上田綺世にチャンスが与えられるべきだと考えているようだ。

昨シーズンにセルクル・ブルッヘでゴールを量産した上田は、昨夏にフェイエノールトにステップアップ。しかし、絶対エースのヒメネスの存在があることで、ここまで控えに甘んじており、公式戦31試合に出場するも、リーグ戦での先発出場は1試合にとどまり、2ゴールを記録したのみと、難しい時間を送っている。

対するヒメネスは、今シーズン序盤こそゴールを量産するなど、ビッグクラブからの関心が届くだけのパフォーマンスを披露。しかし、年明け以降3ゴールを記録するにとどまり、多くのチャンスを逸失することから、最近では厳しい目が向けられている。

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これを受け、現役時代に3度のエールディヴィジ優勝やヨーロピアン・カップ制覇を成し遂げたフェイエノールトのレジェンドであるファン・ハネヘム氏は、オランダ『Ziggo Sport』の番組内で調子を落とすヒメネスをベンチに下げ、上田を起用すべきだと主張した。

「少しの間ベンチに座るだけだと私は彼に言った。彼らが持っているデータに今一度耳を傾けるときだ。彼はとても良く働いているが、前後の動きが数回しかない。今度は彼を起用すべきではない。(代役として上田を起用すべきかについて)私はそのように考えている。彼らにはセルクル・ブルッヘから来たとても良い日本人がいる。ヒメネスは計20ゴールや30ゴールを外している」

また、マルコ・ファン・バステン氏はヒメネスについて「この選手は点の取り方を知っているし、一定期間良いプレーをしていた。今は良いプレーができておらず、その狭間にいるだけだ」と擁護したのに対して、ファン・ハネヘム氏は「序盤、彼はとても良かったし、フェイエノールトが再び王者になると思った。当時の彼はとても良かった」とコメントした。

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