2024-02-15-feyenoord-ayase-ueda-roma-mancini(C)Getty images

ELローマ戦に先発出場のフェイエノールトFW上田綺世、対戦国イタリアのメディアの評価は?

フェイエノールトFW上田綺世について、イタリアメディアが15日に評価を下した。

日本代表FW上田が所属するフェイエノールトは15日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフのファーストレグでパウロ・ディバラやロメル・ルカクらを擁するイタリアの強豪ローマと激突。15日にホームでの一戦は1-1の引き分けに終わった。

上田は公式戦2試合連続で先発。チームが1-0とリードしていた後半にサンティアゴ・ヒメネスと途中交代するまで63分間プレーした。イタリアメディアが日本代表FWのパフォーマンスを採点している。

『メディアセット』は、上田に対して非常に厳しい評価を下している。両チームを通じて最低点となる「4.5」と採点し、辛口寸評を綴った。

「ヒメネスのフィジカルコンディションが不安定であることから、センターフォワードとして起用された。だが日本人選手はピッチにおいて本当にパフォーマンスが感じられなかった。唯一目立ったのはエリア付近でのフリーキック獲得だったが、(エドアルド)ボーヴェに当ててしまった。本当に(貢献が)少なかった」

『ユーロスポーツ』イタリア版はこれをやや上回る「5」の評価を下し、同様に厳しい意見を綴っている。「ピッチにいる間、ほぼずっとまったく(存在感が)感じられなかった。良かったのはエリア付近でのFK獲得だったが、それ以外は何もなかった」と述べた。

一方、イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、合格点にわずかに満たない「5.5」と採点。AFCアジアカップ出場の影響を考慮しつつ、見解を示した。「アジア杯での労苦の後だった。ヒメネスと比較すると、より縦への攻撃を仕掛けるが、ローマの壁を前に砕けた」と振り返っている。

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