ベティスは27日、FWナビル・フェキルが左ひざ前十字じん帯を損傷したことを発表。フランス人FWは今季に別れを告げることになった。
ラ・リーガではチャンピオンズリーグ出場権争いに取り組み、ヨーロッパリーグではマンチェスター・ユナイテッドと対戦するベティス。シーズン佳境の重要な時期に、ラ・リーガを代表する怪物的選手の一人を失うことになった。
フェキルは24日のラ・リーガ第23節エルチェ戦(3-2)で、試合終了までプレーしたものの負傷に苦しんでいた。ベティスは同選手が左ひざ前十字じん帯の過伸展を損傷して出術を受ける必要があること、今季残りの試合を欠場することを発表している。
フェキルがじん帯部分に深刻な怪我を負ったのはキャリア2回目のこと。リヨンに在籍していた2015-16シーズンに右ひざ前十字じん帯を断裂し、その際には復帰まで7カ月間を要している。
フェキルは今季、フィジカルの問題や出場停止で10試合を欠場したが、それでもピッチに立てば馬力のあるドリブルと精度の高いパス、シュートでベティスを牽引する活躍を披露。公式戦20試合に出場して、6ゴール3アシストを記録していた。


