FC東京は11月1日、FC東京U-18所属のFW久保建英が加入したと発表した。
久保は神奈川県出身の16歳。川崎フロンターレU-10を経て、2011年からFCバルセロナ(スペイン)の育成組織に所属した。しかし、バルセロナが18歳未満の外国籍選手の登録・獲得に関する規則違反を犯したため、国際サッカー連盟(FIFA)から処分を受けることになる。この結果、久保は18歳になるまでバルセロナの公式戦に出場することが禁じられ、2015年からFC東京U-15むさしに所属する。
翌年、FC東京U-18に昇格すると、2種登録選手としてFC東京U-23でもプレー。明治安田生命J3リーグ第28節・AC長野パルセイロ戦でデビューすると、3試合に出場した。今季は、これまでリーグ戦17試合に出場し、J3第5節・セレッソ大阪U-23戦ではゴールを決め、Jリーグ史上最年少得点記録を更新。また、JリーグYBCルヴァンカップでトップチームデビューも果たした。
ユース年代の日本代表にも、しばしば“飛び級”で選出され、今年5月に韓国で行われたFIFA U-20ワールドカップに出場。10月にインドで行われたU-17W杯にも出場し、1得点を記録した。なお、久保は2019年6月4日に18歳の誕生日を迎える。
また同日、FC東京U-18所属のMF平川怜もFC東京に加入することが発表された。2人の加入記者会見は1日16時30分から行われる。
