FC東京は11日、オリジナルビール「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」の試飲会を開催した。
明治安田生命J1リーグ第31節終了時点で首位に立ち、悲願のリーグ制覇を目指すFC東京。アウェイ8連戦を切り抜け、23日に行われる次節の湘南ベルマーレ戦でついにホーム・味の素スタジアムに帰ってくる。続く30日の第33節・浦和レッズ戦含めラスト3試合のうち2試合をホームで戦うことになる。
その2試合では、天王洲地域に水上ラウンジを構えるブルワリーレストラン『T.Y.HARBOR Brewery』とFC東京が協力して開発したオリジナルビールが販売される。そのビールが、「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」だ。

レストランに醸造所も併設する『T.Y.HARBOR Brewery』は、これまでも移動型店舗を用いて定期的に「青赤パーク supported by XFLAG」(味の素スタジアム北、南側広場)に出店。クラブ史上初めて、平均来場者数が約3万人超えを記録する今季のFC東京のホームゲームだが、特にナイトゲームの場合には延べ15000人が青赤パークに集った。盛況を見せる各店の中でも、『T.Y.HARBOR Brewery』の売り上げは平均の3.3倍と飛び抜けている。
FC東京イベント・プロモーション部の吉越悠さんによると、「FC東京サポーターはアウェイでビールを飲み尽くすなど飲食が好きだが、ホームでの定番が今までになかった」ことが開発の契機になっているという。FC東京サポーターは今年3月にリーグ戦で湘南ベルマーレのホームを訪れた際、スタジアムで地ビールを販売している『サンクトガーレン』の店舗にて過去最高となる740Lのビール消費を記録した。それまでにも湘南の地で幾度も記録を塗り替えており、スタジアムグルメを楽しむ傾向にあることは確かだろう。
さらに、FC東京サポーターには「濃いビールが好まれる」と吉越さんは説明する。中でもIPA(インディアン・ペールエール)の消費量が多く、今回開発された「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」も「ジューシーIPA」というスタイルだ。IPAの特徴であるパワフルなホップの香りはそのままに、苦味は控え目。アルコール度は6%ほどだが、濃厚な味わいと飲みやすさを両立しており、ついつい2杯目、3杯目……と手が伸びる。どんな料理とも相性は抜群だ。
■石川直宏氏が描く首都クラブの将来
これまでの「青赤横丁」を今年からリニューアルし、現在の「青赤パーク supported by XFLAG」でも様々なグルメやアトラクション、ステージイベントを提供しているFC東京は、フード売り上げを1.7倍に伸ばして規模の拡大に成功している。勝利によってもたらされる爆発的な「歓喜」だけでなく、家族や仲間と過ごす「楽しさ」にも見いだすクラブとしての価値。「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」は、そんな取り組みの象徴とも言える一品になりそうだ。

試飲会に登場したFC東京OBでクラブコミュニケーターの石川直宏氏は、その先にあるクラブの将来図をこう表現した。
「FC東京はさまざまな取り組みを行っている。このビールで盛り上がって楽しんでくれればと思う。青赤パークは試合前だけではなく、試合が終わったあともやっている。ファン・サポーターの皆さんには、ビールを飲みながら試合の話をしてほしい」
「MADE IN TOKYO、MADE IN JAPAN。全国各地にこだわりの職人さんがいらっしゃるなかで、東京というピンポイントのイメージは湧きにくいのですが、でもそれこそが東京だな、と思います。狭いようで広い、なおかつ深い。そういうチームに自分たちもなっていきたい」
初の「J1タイトル」、そして「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」。シーズン終盤にさらに苛烈な戦いに身を投じるFC東京は、確実に大きな転換期を迎えている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

