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FC東京、篠田善之監督の退任を発表…後任の監督は未定

FC東京は10日、篠田善之監督の退任を発表した。後任の監督は未定となっている。

アビスパ福岡で監督経験を持つ篠田監督は2012年よりFC東京でコーチを務めた後、2016年7月に城福浩監督の解任を受けて監督就任。当時不調に陥っていたチームを8勝2分け2敗と再建した手腕が認められ、今シーズンも指揮を執ることが発表されていた。

今シーズン開幕前に大型補強を敢行してタイトル獲得を目指したFC東京は、リーグ開幕戦で王者の鹿島アントラーズを下すなど好調なスタートを切ったが、J1第25節終了時点で9勝6分10敗の10位と低迷。天皇杯は1回戦でJ3のAC長野パルセイロに敗れ、JリーグYBCルヴァンカップではグループステージを突破するも準々決勝で川崎フロンターレに2戦合計1-7と大敗。大きな期待を集めながら、早々に今シーズンの無冠が決定的となっていた。FC東京の立石敬之GMはルヴァンカップ敗退後に「今シーズンはよほどのことがない限り、篠田監督を支えていく」と説明していたが、わずか1週間での方向転換となった。

篠田監督は、FC東京の公式サイトを通じ、「日頃より、温かいご声援をいただき、本当にありがとうございました。期待に沿えるような成績を残すことができず、ファン・サポーターやすべてのFC東京に関わるみなさまに大変申し訳なく思っております。2012年から5年半FC東京でサッカーと向き合い、また多くの方々と出会えたことに、心から感謝しています。これからの東京のさらなる発展のために、選手、クラブを今後もサポートしていただければと思います」とコメントしている。

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