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ファトマ・アル・ヌアイミ氏「私たちはすべてに備えています」2022年W杯に向けてファンの体験を重視するカタール

中東の国、カタールはあらゆる事態を想定し、特にトラベル中のファンの安全と幸福に焦点を当てている。

カタールで開催される2022年のワールドカップは、新型コロナウイルスの大流行以来、初めてファンの入場が制限されない世界的な大規模スポーツイベントになる可能性がある。パンデミックの影響で2020年のスポーツスケジュールは乱れ、EURO2020や東京五輪など数多くのイベントが中止・延期された。

上記の二つは、今年に制限付きで開催。EURO2020では各会場に限られたファンが入り、東京五輪はほぼ無観客で開催された。もちろん、プレミアリーグやその他の欧州リーグの試合ではファンの入場が許可されているが、カタール2022は新型コロナ以前の状態に戻った、あるいは正常に近しいことを祝う祭典となることが期待されている。

デリバリー&レガシー最高委員会(SC)のエグゼクティブ・コミュニケーション・ディレクターを務めるファトマ・アル・ヌアイミ氏は、ファンのために素晴らしいワールドカップを提供しようとするカタールのコミットメントを強調。実際、2022年のカタールのキャッチフレーズは「デリバリー・アメージング(素晴らしいものを届けよう)」であり、アル・ヌアイミ氏は中東の国がそれを実現するためにあらゆる手段を講じていると『Goal』に語った。

「私たちは、あらゆるタイプのファンに素晴らしい体験を用意することを目指しています。大会に参加する人、デジタル上で大会を観る人、すべての人が対象です。すべてをマッピングし、すべてを計画しています」

「私が強調したいことは、健康、安全、セキュリティです。これらは常に優先事項でした。世界と新型コロナウイルスの状況の中で、私たちが優先するそれらがファン体験の中心になることでしょう」

ワールドカップに参加するファンにとって、最も素晴らしい体験のひとつはファンゾーンやお気に入りのチームの試合に熱狂的になれるエリアだろう。アル・ヌアイミ氏は、2022年のワールドカップではそういったファンゾーンや、ファンのためのエンターテイメントが用意されていることを熱心に紹介した。カタールが力を注いでいるのは、ファンがお祭り騒ぎやカタール文化の体験を逃さないようにすることだ。

Ahmad Bin Ali stadium QatarSC

「いつものワールドカップのように、サッカーの試合を観戦するのと同時に、お祭りに参加できるようなファンフェスタが開催されます。また、カタール全土で文化的な催しが開催されます。私たちは文化部門協力しており、ファンの方々には音楽や食事で盛り上がってもらいます。それは体験の一部であり、現在も多くの計画が進められています」

また、アル・ヌアイミ氏はカタールが経済的、文化的、社会的に様々な背景を持つファンに「素晴らしいものを届ける」ことを計画していると強調している。カタールは2022年11月のワールドカップ開催時にあらゆる層のファンのための宿泊施設や娯楽施設を確保できるよう、対策を講じた。5つ星のホテルからサービスアパートメント、型通りでない滞在方法まで、カタールはあらゆる可能性に目を向けている。

Fatma GFX

「私たちはすべてのファンのご要望にお応えします。カタールに5つ星ホテルや高級ホテルしかないと誤解されていることがありますが、さまざまなタイプの宿泊施設を用意しています。今後、宿泊施設の詳細を発表する予定です。以前にもお伝えしましたが、クルーズ船をホテルにすることも検討しています。さらに、ホテルだけでなくサービスアパートメントや賃貸物件を利用することもあります」

「私たちは、体験の一環としてファンがそういった場所を見つけやすいようにし、手ごろな価格で見つけられるように取り組んでいます。5つ星から3つ星のホテルやクルーズ船までです。これらはすべて一時的な対応であり、レガシーの観点から、需要に合わせて建設するということはしたくありません」

Fatma Al Nuaimi Supreme Committee Delivery and Legacy Qatar 2022

「大会後に使えなくなる可能性のある不動産を大量に抱えることにはなりたくありません。そのため、砂漠のキャンプやクルーズ船をリーズナブルな価格で提供しています。私たちは、本格的なコミュニケーションプランを展開し、ファンの皆様に適切なタイミングでこのことをお伝えしていきます」

アル・ヌアイミ氏はまた、ファンがワールドカップの分に気を楽しむだけでなく、ワールドカップでの体験を通じてカタールの思い出を持ち帰ってほしいと考えている。

「個人的に、私は2018年のワールドカップでロシア、2014年のワールドカップでブラジルに行ったことがあります。今、その記憶を最大限に活用することができます。美しいスタジアムで試合を観戦することになりますが、持ち帰る思い出はその国で何をして来たか、その国の魂そのものを見ることで生まれるものです。それこそ、私たちが人々に与えようとしているものであり、美しい思い出です。そのためにカタールの観光部門や文化機関と密接に連携しています」

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