FAカップ決勝、マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドが3日にウェンブリー・スタジアムで開催され、2-1で勝利したシティが4季ぶり7度目の優勝を決めた。
今季のプレミアリーグで3連覇を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に進出しているシティと、カラバオカップを制してカップ・ダブルを狙うユナイテッドが相まみえた。
FA杯決勝史上初となったマンチェスター・ダービーは開始わずか13秒でシティが動かす。一度ボールを受けたGKオルテガのフィードをハーランドが頭で落とすと、デ・ブライネがつないだボールをペナルティアーク付近のギュンドアンがダイレクトシュート。これがゴール右に決まり、シティがFAカップ決勝史上最速となる衝撃の電光石火弾で先手を取った。
ビハインドを背負ったユナイテッドだがプランを変えることなく試合を進める。ボール保持で上回るシティはデ・ブライネが際どいミドルシュートを放つなど徐々にペースを掴んだが、31分にボックス右のワン=ビサカがフィードを頭で折り返すと、対応したグリーリッシュがハンド。このPKをブルーノ・フェルナンデスが冷静に沈め、ユナイテッドが試合を振り出しに戻す。
迎えた後半、先にスコアを動かしたのはまたもシティだった。51分、デ・ブライネが蹴った右CKにボックス左手前のギュンドアンがボレーシュート。グラウンダーのシュートがGKデ・ヘアの手を弾いてゴール左に決まり、ギュンドアンの2ゴール目でシティが勝ち越す。
一方、ユナイテッドは18歳のガルナチョやヴェグホストを投入し、徐々にリスクを冒して前へ出ていく。しかし、シティ守備陣も水際の部分で集中を切らさず、リードを保つ。アディショナルタイムにはショーのクロスからゴール前混戦となると、最後はヴァランが押し込みにかかる。だが、GKオルテガの好守もあってボールがバーに弾かれ、ユナイテッドは追いつくことができない。
そして、最後まで追加点を許さなかったシティが、そのまま2-1で勝利。宿敵とのダービー決勝を制し、今季2冠を達成した。シティはこの後、10日に行われるCL決勝でインテルに勝利すれば、1998-99シーズンのユナイテッド以来となるイングランド史上2クラブ目のトレブル達成となる。




