チェルシーのマルコス・アロンソが3試合の出場停止処分を科された。
14日のサウサンプトン戦に先発で出場したアロンソは43分、ボール奪取に行った際にシェーン・ロングのふくらはぎを踏みつける。本来はレッドカードが提示されてもおかしくない場面だったが、試合中にマイク・ディーン主審は警告すらも提示せず。試合後、サウサンプトンのマーク・ヒューズ監督は退場すべきプレーだったとスペイン代表DFの行為を強く非難していた。
そして試合後、イングランドサッカー協会(FA)はM・アロンソのプレーに関して動画を用いた調査を開始し、これを危険な行為と断定。同選手に対して3試合の出場停止処分を科す決定を下している。これにより、19日に行われたバーンリー戦、22日のFAカップ準決勝サウサンプトン戦、28日のスウォンジー戦に出場できない。
今シーズン、M・アロンソは全公式戦で43試合に出場して7ゴールを挙げるなどチェルシーにとって不可欠な存在。FAカップ優勝と来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を目指し、勝ち点の落とせない戦いが続く同チームにとって、M・アロンソの離脱は大きな痛手となりそうだ。
