ガブリエウ・ジェズス:『GOAL』独占インタビュー
彼の心は、ミケル・アルテタとのたった一度の会話ですでに決まっていた。
この夏、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの獲得に乗り出したクラブはいくつもあった。しかし、ノースロンドン移籍への決心は早い段階で固まっていた。それは彼にとって信頼であり、アーセナルで進行中のプロジェクトへの共感であり、自らの野心がエミレーツで満たされるという信念であった。
だからこそ、彼はマンチェスター・シティから4500万ポンドでアーセナルへと移籍を果たした。ニュルンベルクでのプレシーズンでアーセナルデビューが近づいている25歳のFWは、『GOAL』の独占インタビューに応答。今回の移籍がどれほど魅力的だったのか、それを語ってくれた。
「これまでの人生でも、僕は常にプロジェクトを優先してきた。エドゥ(テクニカルディレクター)が来た時、クラブの考え方に本当に満足できたんだ。彼らが進もうとしている道、やろうとしていることにね」
「そして、アーセナル加入を確信したんだ。でも、ミケルと話した後に100%になったかな。僕は彼を心から信頼しているんだ。そしてこのビッグクラブも、自分自身も、チームメイトも同じだね」
「ここには素晴らしい才能がたくさんある。素晴らしい選手たちだ。そして若い選手もね。僕と同じように、若い選手も多い。だから家族のように一緒なんだ。僕もそうしたい」
目標はすべてのタイトル
GOAL現在アーセナルを指揮するアルテタは、マンチェスター・Cでジョゼップ・グアルディオラの右腕として長年働いていた。ジェズスも指導を受けた過去があるが、「僕はすでにミケルと一緒に仕事をしている。彼の考えを少しはわかっていると思うよ。彼が望んでいるプレーもわかっているつもりだ。ペップ・グアルディオラとかなり似ていると思うし、うまくフィットすると思う」と彼への信頼を改めて口に。そして、新チームでの居心地の良さも語っている。
「僕はみんなを助けようと思って来たんだ。そして僕も彼らと一緒に学ぼうと思う。家族のようにね。このメンバーでとても幸せだ。クラブでの初日からみんな良くしてくれている。ここは大きな家族のようなチームだ。いいプレーをして、いいトレーニングをして、シーズンの終わりには、きっと何かを勝ち取ることができると思っているよ」
ジェズスにとって、何かを勝ち取るということは何も新しいことではない。実際、2017年1月にブラジルからイングランドに到着して以来、彼ほどタイトルに恵まれた選手はほとんどいないだろう。
マンチェスターCでは4度にわたってプレミアリーグのタイトルを掲げ、3度のリーグカップ優勝、FAカップのタイトルも獲得している。新天地でも、同じような成功を収められるだろうか? ジェズスは続ける。
「まず第一に、適応する必要がある。クラブ、チームメイト、プレースタイルなどにね。そうすれば、他のことは自然にできるようになるよ。これがフットボールだ。フットボールはどこだって同じだよ」
「そしてシーズンの最後にトロフィーを掲げたい。何かを勝ち取りたいんだ。アーセナルに所属してきた歴代の選手たちと同じようにね。それこそが、このビッグクラブに自分の名前を刻む唯一の方法なんだ」
「ビッグクラブにはビッグプロジェクトがある。エドゥが将来について話してくれた時、このプロジェクトを本当に気に入った。アーセナル加入を心から楽しみにしていたんだ。僕はトロフィーが欲しい。すべてを勝ち取りたい」
「自分の名前を刻みたい」
Getty Imagesブラジルのサンパウロで幼少期を過ごしたジェズスは、ヨーロッパのサッカーをあまり見ることができなかったという。しかしそんなときでも、常に一際輝いている選手がいた。そう、アーセナル史上最高の選手の1人、ティエリ・アンリだ。
ジェズスはこのフランス人選手に憧れて育ったという。そして今、彼の足跡を追ってアーセナルへ加入した。だが彼はアンリではなく、自分自身のサクセスストーリーを描くつもりだ。
「『アーセナル』といえば『ティエリ・アンリ』だ。唯一無二の存在で、史上最高の選手の1人だね」
「でも、僕は“新しいティエリ・アンリ”になるつもりはない。僕は僕自身の名前をこのクラブの歴史に刻みたいんだ」
「90分間ボックス内でプレーし、ゴールを狙い、貢献する。ゴールだけじゃなく、アシストも。ボールを追いかけ、決して止まらず、走り続ける。これが僕のスタイルだ」
「チームメイトを助け、チームを助ける。そう、これが僕なんだよ」
インタビュー=セバスティアン・ミターク(『GOAL』ドイツ語版編集長)
文=チャールズ・ワッツ(『GOAL』アーセナル番記者)


