エヴァートンは16日、スペイン人ラファエル・ベニテス監督(61)の解任を発表した。
これまでにバレンシア、レアル・マドリー、リヴァプール、ニューカッスルらを率いてきたベニテス監督は、昨夏カルロ・アンチェロッティ現マドリー監督の後任としてエヴァートン指揮官に就任。指揮を執り始めた当初こそ、プレミアリーグ6試合で勝ち点13を獲得するなど好調だったが、10月以降はアーセナル戦を除き勝利を手にできていない状況となっていた。
そして15日のノリッジ戦に1-2で敗北して、エヴァートンはその翌日にスペイン人指揮官解任を発表。「エヴァートン・フットボール・クラブはラファエル・ベニテスのファーストチーム監督解任を発表します」と伝えている。
ベニテス監督の後任としては、ダービー・カウンティのウェイン・ルーニー監督、デンマーク代表のカスパー・ヒュルマンド監督ら名前が挙がっている。現在プレミアリーグで、降格圏と勝ち点6差で16位に位置するエヴァートンは、ここから浮上できるのだろうか。
