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ギュンドアンが84分に決勝弾!マンチェスター・Cがエヴァートン下しFA杯準決勝へ

現地時間20日、イングランド・FA杯は準々決勝が行われ、マンチェスター・シティは敵地グディソン・パークでエヴァートンと対戦した。

プレミアリーグでは首位を独走するシティだが、FA杯ではすべて2部以下のクラブとの対戦しており、初めて同じプレミアリーグのクラブとの対戦となる。エヴァートンは5回戦でトッテナムを破っており、5シーズンぶりの準決勝進出へ士気は高いが、立ち上がりから地力で上回るシティがボールポゼッションで圧倒する。

しかし、エヴァートンも守備の際は5バック気味にゴール前を固め、カウンターを狙う。シティはフォーデン、ベルナルド・シウバ、スターリングがポジションを変えながらエヴァートンゴールへと迫るが、エヴァートンも最後のところで体を張って決定機を作らせない。

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シティが前半70%以上ものボールポゼッションで圧倒したものの、決め手を欠き無得点のまま迎えた後半、シティが徐々にチャンスの数を増やしていく。

58分、中央をオーバーラップしたフェルナンジーニョペナルティーエリア左までドリブルで持ち上がり、ゴール前に折り返すとフリーのスターリングがゴール右へとダイレクトで流し込む。しかし、これはGKヴィルジニアが横っ飛びではじき、ファインセーブで切り抜けた。

先制したいシティは64分、B・シウバを下げてマフレズを投入。依然としてボール支配では圧倒しているものの、エヴァートンも非常に集中した守備でゴール前を固め、GKヴィルジニアも好守を見せてチームを最後尾から鼓舞する。

80分にはスターリングを下げてデ・ブライネを投入。すると迎えた84分、ついに均衡が破られる。ラポルトがドリブルでペナルティーエリア手前まで持ち上がり、中央のデ・ブライネに預ける。デ・ブライネが潰れて戻ってきたボールをラポルテが右足でシュートに行くと、GKヴィルジニアが触ってクロスバーを直撃。最後はギュンドアンがダイビングヘッドで無人のゴールに押し込み、シティが待望の先制点を手にした。

こうなると苦しいエヴァートン。逆に前掛かりになった裏のスペースをシティが使い、90分位はギュンドアンに代わって入ったばかりのロドリのパスに抜け出したデ・ブライネが左足でGKヴィルジニアを破って2-0とリードを広げる。

アディショナルタイムでもエヴァートンはシティからゴールを奪うことは叶わず、シティが準決勝へと駒を進めた。

■試合結果
エヴァートン 0-2 マンチェスター・C

■得点者
エヴァートン:なし
マンチェスター・C:ギュンドアン(84分)、デ・ブライネ(90分)

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