エヴァートンがジャック・グリーリッシュの期限付き移籍で合意に達したようだ。イギリス『BBC』などが伝えている。
アストン・ヴィラで頭角を現し、主将を務めたグリーリッシュは、2021年夏に当時のイギリス史上最高額でマンチェスター・シティに加入。2023年のチャンピオンズリーグ初制覇を含む3冠達成などに貢献した同選手だが、近年はチーム内での序列を下げ、昨シーズンはリーグ戦での先発が7試合のみの公式戦32試合の出場にとどまり、さらに今夏のFIFAクラブワールドカップのメンバーから外れていた。
実質的にペップ・グアルディオラ監督の構想外になったグリーリッシュは今夏の移籍市場での退団が予想され、その去就に大きな注目が集まっている。来夏のワールドカップでのイングランド代表入りを目指す同選手に対してはナポリやフェネルバフチェをはじめヨーロッパ各国のクラブからの関心が届いていたが、現在プレミアリーグのエヴァートンが強い興味を抱いている。
そして、『BBC』が11日に伝えたところによると、エヴァートンとマンチェスター・Cはグリーリッシュの1年間の期限付き移籍で合意に達した模様。メディカルチェックは同日中に実施されている。
また、『スカイスポーツ』によると、グリーリッシュの期限付き移籍には、来夏の5000万ポンド(約100億円)での買取オプションが付帯しているようだ。




