エヴァートンの林穂之香がチェルシー戦で決勝点をマークした。
7日に行われたウィメンズ・スーパーリーグ第10節でエヴァートンは敵地でチェルシーと対戦。エヴァートンでは林が中盤で先発し、石川璃音は右サイドバック、北川ひかるは左サイドバック、籾木結花は2トップの一角でスタートからピッチに立った。対するチェルシーは浜野まいかがトップ下で先発出場した。
前半序盤はホームのチェルシーが試合を優勢に進め、カタリナ・マカリオがゴール前から左足でシュートを放つも、エヴァートンGKのコートニー・ブロスナンが好セーブを見せ、ポストに嫌われて先制点には至らず。
すると12分にエヴァートンが試合を動かす。籾木が右サイドのトニー・ペインにスルーパスを送ると、同選手は右サイドの深い位置から中央に折り返す。ニアサイドにケリー・ガゴが飛び込むも触れなかったが、ファーサイドに走りこんでいた林が角度のないところからゴールに流し込んでチームに先制点をもたらした。
以降は1点を追うチェルシーの一方的な展開に。それでも、守護神ブロスナンを中心にエヴァートン守備陣が大健闘。後半にはあわやオウンゴールになりかける場面があるもポストに救われ、さらにマルティナ・フェルナンデスがライン上でクリアに成功して得点を許さない。
試合終盤にはチェルシーがゴール正面のFKを獲得するも、サンディー・ボルティモアのシュートは惜しくもバーを叩き、同点ゴールとはならず。
試合はこのまま終わり、林が得点を挙げたエヴァートンが1-0でチェルシーに勝利。なお、昨シーズンにリーグ優勝を飾ったチェルシーにとってリーグ戦黒星は2024年5月以来となり、585日、34試合でストップとなった。
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