エヴァートンの北川ひかるがアストン・ヴィラ戦でリーグ戦初得点をマークした。
2日に行われたウィメンズ・スーパーリーグ第7節でエヴァートンは敵地でアストン・ヴィラと対戦。エヴァートンの林穂之香は先発し、北川と石川璃音、籾木結花はベンチスタートとなった。
先に試合を動かしたのはアウェーのエヴァートン。11分にケリー・ガゴがペナルティエリア内左から左足でゴール右隅に流し込んで10月を通して無失点だったアストン・ヴィラ守備陣をこじ開けることに成功した。しかし前半アディショナルタイム、ジョージア・ミュレットが右サイドからのクロスをボレーで合わせて試合を振り出しに戻す。
同点のまま後半に入ると、59分にアストン・ヴィラが勝ち越し。ミュレットが右サイドで抜け出すと、中央に折り返したボールをカースティ・ハンソンが押し込んでリードを奪う。
それでも、65分に途中出場した北川が直後にエヴァートンに同点弾をもたらす。70分にマルティナ・フェルナンデスのパスを受けた日本女子代表DFがペナルティエリア内に入ってすぐに右足でダイレクトでシュートを放ち、ボールは弧を描きながらゴール右隅に収まった。なお、この得点は北川にとって9月末のリーグカップのマンチェスター・シティ戦以来となる、今シーズン2得点目となった。
その後、74分にルビー・メイスのオンゴールでアストン・ヴィラが再び勝ち越しに成功。それでも後半アディショナルタイム、右サイドの崩しから最後はガゴが劇的な同点弾を決める。
試合はこのまま終わり、北川が得点を挙げたエヴァートンは3-3でアストン・ヴィラと引き分けた。
