Everton FCGetty Images

エヴァートンが正式な異議申し立て提出へ…財務違反で勝ち点10剥奪されて降格圏に転落

エヴァートンが勝ち点剥奪の処分に対する異議申し立てを行うようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

昨シーズン中からプレミアリーグの財務規則に違反した疑いが掛けられてきたエヴァートン。プレミアリーグのクラブに許されている金額を上回る損失を計上しており、プレミアリーグは17日に同クラブに対して勝ち点10の処分を科した。これを受け、勝ち点14で14位だった同クラブは、即座に勝ち点を引かれて勝ち点4の19位に沈むことが決まった。

しかし、この処分に納得のいかないエヴァートンは、同日の声明で「委員会の裁決に衝撃を受け、失望している。完全に不相応で不公平なスポーツ面での制裁を科したと強く考えている。クラブはすでにプレミアリーグに対してこの決定への異議申し立てを行うための意思を通達した」と主張していた。

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30年にわたるプレミアリーグ史において最大の勝ち点剥奪処分を科されたエヴァートンは12月1日金曜日の期限までにリーグの独立委員会に対して今回の処分への正式な申し立てを提出すると伝えられている。

なお、勝ち点剥奪に関する正式な申し立てが提出されれば、司法委員会により独立委員会が下した処分のプロセスや正当性を精査され、ヒアリングなどを経て今シーズン終了までに結論が出ることが予想されている。

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