ヨーロッパリーグ(EL)は23日に決勝トーナメント・プレーオフが各地で行われ、ラウンド16に進むチームが出揃った。
ELグループステージ2位チームと、チャンピオンズリーグのグループステージで3位となったチームによる決勝トーナメント・プレーオフ。ホーム&アウェイ2試合を行い、勝者がELグループステージ1位のチームが待つラウンド16へ駒を進めることになる。そして23日に各地でセカンドレグが行われ、16強が確定した。
マンチェスター・ユナイテッドは、バルセロナと激突。カンプノウでのファーストレグは2-2のドローに終わっていたが、オールド・トラフォードでのセカンドレグも激しい展開に。18分にPKから失点したものの、47分にフレッジ、73分にアントニーがネットを揺らし、2-1と逆転勝利。2戦合計4-3でラウンド16進出を決めた。
ユヴェントスは、アンヘル・ディ・マリアのハットトリックでナントに敵地で3-0と快勝し、2戦合計4-1でラウンド16進出決定。セビージャはPSVとのセカンドレグを0-2で落としたものの、2戦合計3-2で勝ち進んでいる。またローマは、ザルツブルクに2-0と勝利。2戦合計2-1で突破を決めた。
さらに日本人選手所属クラブでは、守田英正が先発したスポルティングCPがミルティランに4-0と快勝し、2戦合計5-1で突破決定。モナコはレヴァークーゼンに2-3で敗れて2戦合計5-5とタイスコアとなったが、PK戦3-5で敗退が決まった。なお、南野拓実の出場はなかった。
そしてELラウンド16は、ファーストレグが3/9、セカンドレグが3/16に予定されている。冨安健洋が所属のアーセナルや久保建英のレアル・ソシエダ、堂安律が所属するフライブルクらも参戦し、8強進出をかけたビッグマッチが行われる。組み合わせ抽選会は24日に開催予定だ。
■ヨーロッパリーグ・ラウンド16進出16チーム
▽グループステージ首位チーム
アーセナル
フェネルバフチェ
レアル・ベティス
ユニオン・サン・ジロワーズ
レアル・ソシエダ
フェイエノールト
フライブルク
フェレンツバロシュ
▽プレーオフ突破チーム
セビージャ
ユヴェントス
スポルティングCP
レヴァークーゼン
ウニオン・ベルリン
ローマ
マンチェスター・ユナイテッド
シャフタール・ドネツク
