EURO2024予選が各地で行われた。
グループBでは、オランダが敵地でギリシャと対戦。結果次第では予選敗退の可能性もあるオランダは、序盤からボールを握るもののギリシャの堅守に苦戦を強いられる展開に。28分にはPKを獲得したものの、ベグホルストのキックはGKヴラホディモスにストップされる。その後もことごとくチャンスを活かせないまま、89分に突入する。
しかし、試合終了間際にドラマが待っていた。ボックス内へ飛び出したドゥンフリースが後ろからのチェックで倒れると、主審はPKと判定。これを主将ファン・ダイクが冷静に沈め、オランダが大きな先制点を手にする。その直後のPKはVARで取り消されたものの、1-0で劇的な勝利を飾った。
この結果、オランダは勝ち点を12まで伸ばすことに成功。ギリシャと同勝ち点で並んだが、直接対決の成績によって2位に浮上した。ギリシャが残り1試合に対し、オランダは残り2試合と、EURO2024本戦出場へ大きく前進している。
またグループJでは、ポルトガルがボスニア・ヘルツェゴヴィナと敵地で対戦。すでに本戦出場を決めていたポルトガルだが、クリスティアーノ・ロナウドが20分までに2ゴールを決める。その後もブルーノ・フェルナンデス、ジョアン・カンセロ、ジョアン・フェリックスと役者が前半だけで立て続けにゴールを奪い、5-0と圧勝した。なお、C・ロナウドはキャリア通算得点数が「859」に到達している。
なおグループJのもう1試合では、スロバキアがルクセンブルクとの直接対決に1-0と勝利。残り2試合で勝ち点を16まで伸ばし、ルクセンブルクとの差を「5」に広げた。
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