ウクライナFWアンドリュー・ヤルモレンコの記者会見中の行動が話題となっている。
現在開催中のEURO（ユーロ）2020だが、世界的大企業の『コカ・コーラ』がスポンサーを務めており、会見の場には必ず、カメラに映る位置で机の上に用意されている。しかし先日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが「アクア！（ポルトガル語で水の意）」と言いながら水とコーラのボトルを入れ替え、これが世界中で波紋を呼んでいる。この行動により、『コカ・コーラ』の株価は28億5000万ポンド（約4378億円）も下落したとも伝えられた。
そんな物議を呼ぶ“コカ・コーラ騒動”だが、ウクライナFWヤルモレンコの行動が大きな話題に。グループC第2節北マケドニア戦に2-1と勝利した後、会見の最後にコカ・コーラと同じくスポンサーであるハイネケンのボトルを自身の目の前に移動しながら、以下のようにおどけて見せた。
「何かできないかな？ ロナウドがコカ・コーラのボトルを移動させたのを見たんだ」
「コカ・コーラをここに、ハイネケンを右前に置くよ！ みんな、連絡してね！」
なお、イングランド代表の主将ハリー・ケインは、スポンサーが大会で自社製品を紹介する権利があると指摘し、「僕の考えでは、スポンサーがお金を払っているのなら欲しいものを手に入れる権利はあると思うよ」と話している。