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イングランド、悲願の初優勝へ王手!ケインPKで躍進デンマークを延長戦で下す/EURO2020準決勝

EURO(ユーロ)2020は7日に準決勝が行われ、イングランドとデンマークが対戦した。

決勝トーナメント1回戦で宿敵ドイツを下し、準々決勝でウクライナに快勝。1996年大会以来、6大会ぶりに準決勝へ進んできたイングランド。悲願の初優勝を目指す中、デンマーク戦では今大会の“ラッキーボーイ”であるサカが復帰し、先発に名を連ねた。一方エリクセンの悲劇を乗り越えて快進撃を見せ、29年ぶりに準決勝へ到達したデンマークは、決勝トーナメント1回戦から同じスタメンを起用し続けている。

イングランドサポーターが大半を占める聖地ウェンブリー・スタジアムでの一戦は、序盤からイングランドが攻勢。13分にはスターリングがカットインから枠内シュート。一方のデンマークはショートカウンターから活路を見出し、16分にはダムスゴー、ブレイスウェイトと立て続けにシュートを放った。すると徐々にデンマークがリズムを掴んでいく。

すると30分、デンマークが先制に成功。ゴール手前やや距離のあるFKをダムスゴーが直接狙うと、強烈な縦回転のかかったボールが落下しながらネットに突き刺さった。今大会ブレイクスターのスーパーゴールで、デンマークが一歩前へ出る。

今大会6試合目にして初失点を喫したイングランドは、36分に掴んだFKのチャンスもスターリングのシュートが壁に阻まれる。38分にもスターリングの決定機がGKシュマイケルに阻まれた。それでも38分、ついに同点。DFラインの背後に飛び出したサカへケインのスルーパスが通ると、最後はクロスをブロックしようとしたケアーに当たってネットを揺らした。前半のうちにイングランドが追いつき、前半を折り返す。

後半も激しい展開となり、ドルベリの強烈なシュートはGKピックフォードがファインセーブ。一方GKシュマイケルも54分のマグワイアのヘッドをストップし、両守護神が試合を引き締める。互いにギリギリの攻防が続く中、デンマークは65分にストリヤーとヴァス、ダムスゴーとポウルセン、ドルベアとノアゴーを交代。一気に3枚カードを使う。一方のイングランドは、直後にサカに代えてグリーリッシュを投入した。

一進一退の攻防の中、74分にケインがボックス内で倒れるが笛はなし。観客のボルテージも上がり、1つ1つの判定に対してのリアクションが大きくなっていく。デンマークは78分、クリステンセンが負傷し、アンデルセンとの交代となった。80分のフィリップスのミドルは枠の左へ外れる。両チームとも死力を尽くす中、終盤はイングランドが猛攻をしかけたが、デンマークが耐えきった。90分では決着つかず、前日のイタリア対スペインに続き、延長戦に突入する。

イングランドは94分、相手DFラインの背後をとったケインがシュートを放つが、GKシュマイケルがストップ。攻め続けるもゴールが遠い展開の中、95分にはヘンダーソンとフォーデンを投入。これまで交代カードを1枚しか切っていなかったサウスゲイト監督だが、勝負に出る。

すると102分、右サイドから独力でボックス内へ侵入したスターリングが倒れ、主審はペナルティスポットを指差す。VARチェックも入ったが、判定は変わらず。ケインのキックはGKシュマイケルがストップしたが、こぼれ球を自ら押し込んだ。攻め続けたイングランドが、延長前半で初めてリードに成功する。

ついに一歩前へ出たイングランドは、延長後半からグリーリッシュに代えてトリッピアーを投入。逃げ切りを図る。後がないデンマークは必死に前へ出るが、114分のブレイスウェイトのシュートはGKピックフォードに阻まれた。時間を使うイングランドを崩しきれない。結局試合はこのまま終了し、逃げ切ったイングランドが2-1で勝利を挙げた。

この結果、イングランドはEURO初の決勝戦へ。初優勝をかけ、イタリアと激突する。一方、エリクセンの悲劇を乗り越え、共に見事な戦いを見せてきたデンマークだが、躍進は準決勝で止まった。

■試合結果
イングランド 2-1 デンマーク

■得点者
イングランド:オウンゴール(39分)、ケイン(104分)
デンマーク:ダムスゴー(30分)

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