元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、19歳のブカヨ・サカへの批判に反論を述べている。
イングランドはEURO(ユーロ)2020決勝でイタリアと対戦。試合は120分間を終えてPK戦へと突入するも、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、サカと3人の若手選手が連続で失敗し、優勝を逃した。
一部ではジャック・グリーリッシュやラヒーム・スターリングといった経験のある選手にPKを任せるべきだったとの指摘も挙がるが、オーウェン氏は『ツイッター』でサカを選んだ決断を擁護している。
「私は単純に『19歳でPKを蹴るのは若すぎる』という意見を持つことはない。恐れを知らず、自信があり、過去に傷跡がないと、私の経験から言えば、若い方が楽なんだ」
さらに、オーウェン氏はメジャー大会でPKを失敗したイングランド人選手たちを列挙。デイヴィッド・ベッカムは29歳、スティーヴン・ジェラードは26歳、フランク・ランパードは28歳でPKを失敗した経験を持っており、「経験がある選手に任せたほうがいいという理論はでたらめだ」と述べた。