レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースと弟フェリックスは、ポッドキャストでEURO2024のグループステージ組み合わせについて意見を交わしている。
2日に行われた抽選会で、EURO2024のグループステージの組み合わせが決定。開催国のドイツは、スコットランド、ハンガリー、スイスと同組のグループAに入った。それを受けトニはポッドキャストで「“死の組”はどこか他にあるのでは?」とし、厳しいグループは避けられたと主張してた。
しかし、フェリックスは胸をなでおろすのは早いと考えている模様。兄へ「あまり喜ばない方がいいよ」と返すと、「最近5年間(ドイツにとって)楽な相手はいたのか? 90%の力でピッチから払いのけた相手はいたのか?」とし、苦戦が続く代表チームの現状を指摘した。
すると、トニも納得。106キャップを記録するも2021年のEUROを最後に代表から引退した33歳だが、「2018年まで戻っても、あのときも“死の組”ではなかったね」とメキシコ、スウェーデン、韓国と同組となりながらグループステージで敗退したロシア・ワールドカップを振り返っている。
フェリックスは「もちろん不可能ではないし、勝ち上がることを求めるべきだろう。だけど、簡単な試合は1つもないね」と主張。「ここ5年間、そういった試合を経験していない。それができるほどもう強くないからね」としつつ、「公の場で『これは勝ち上がって当然なグループ』と言うのはどうかな……」と疑問を呈した。さらに「試合を見ればいい。ドイツがあの調子なら、開催国として予選を免除されることをありがたく思うよ。EUROの予選では他にもつまずくような相手がいただろう。だから、このグループでも本命なんかではないよ」と語った。
これを受け、トニは「そうだね。おそらく出場権を獲得するのは余裕ではなかっただろう」と賛同。「同じようなレベルの相手に最近敗れていることは知っている。でも、ほかの組み合わせもあり得たからには、世間は少しほっとしても良いかな」と続ける一方で、代表メンバーや関係者たちに安心してはならないことを強調。その理由として「彼らはチームの状態を誰よりもよく知っているからだ」と述べていた。
