レアル・マドリーなど欧州の12クラブは19日、欧州スーパーリーグを創設することを発表。マンチェスター・ユナイテッドもその創設クラブの一つだが、OBのリオ・ファーディナンド氏は「これはフットボールとの戦争」と表現した。
欧州スーパーリーグの初代会長はレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長に。声明の中でアーセナル、アトレティコ・マドリー、チェルシー、バルセロナ、インテル、ミラン、ユヴェントス、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、トッテナムが大会の創設クラブとなること、計20クラブが2つのグループに分かれてホーム&アウェイ方式で対戦し、上位が2レグ制、決勝戦は一発勝負となる大会方式も明らかとなっている。
欧州サッカー連盟(UEFA)やプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA各リーグがこの構想に断固反対する姿勢を示す中、ユナイテッドOBのギャリー・ネヴィル氏も『スカイスポーツ』で痛烈に非難し、参加クラブからの勝ち点のはく奪を提案。それについて問われたファーディナンド氏は『BT Sport』で「100%同意。これは数チームの脱退となり、フットボールとの戦争だと思う。恥だ。恥ずかしい話。フットボールのすべてに反する」と返答。次のように続けた。
「歴史やピラミッドのトップにいない人たちやチームへの配慮がない。恥だね。信じられないよ。どれほど厚かましければ、こんな世界中がパンデミックとなっている状況の中でそういうことができるのだろうか」
「競争に反するといった要素がフットボールが示すすべてに反していると思う。降格、昇格、勝利により報われること、敗北により罰を受けること、それらこそ我々が愛するこのゲームの価値を高めるものだ」
「あの人たちがフットボールが何かをまったく理解していないことが示された。彼らにとってビジネスでの取引でしかない。それだけだ。ピラミッドにいるほかの誰のことも考えない。配慮がまったくない。信じられないね」
ファーディナンド氏はユナイテッドの関わりについて「恥ずかしいね」とも言及。「オーナーは前からも批判されてきたが、脱退してほかのみんなを見殺しにしようとするグループに参加しているという今回ばかりは恥ずかしい」と明かした。
「信じられない。残念。自分はマンチェスター・ユナイテッドのファンでクラブを愛している。だが、そばにいてこれを支持することは絶対にできない」


