デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、フィンランド代表戦中に突如ピッチへ倒れこんでしまった。
EURO（ユーロ）2020でグループBに所属しているデンマーク。12日に迎えた開幕戦では、母国コペンハーゲンでフィンランドと激突した。10番を背負うエリクセンも先発出場。しかし前半終盤にアクシデント。接触のない場面で意識を失ってピッチに倒れこんでしまう。ピッチ上で長い治療を受けた後、担架で運び出された。その後は病院へ直行している。
『UEFA』やデンマークサッカー連盟によると、エリクセンはすでに目を覚ましており、様態も安定。さらなる検査を受けていると発表した。また同選手の代理人であるマルティン・ショーツ氏は、オランダのラジオ『NPO Radio 1』に対して以下のように語っている。
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「父親としばらく連絡を取っているよ。クリスティアンは息をしていて、話すこともできるようだ。意識もある。良いニュースだね。でも、みんながショックを受けている。彼のガールフレンドがついているみたいだ」
なお、試合は90分遅れで両チーム選手からの要望によって再開している。代理人によると、エリクセン本人が試合再開を望み、チームメイトにお願いしたようだ。デンマークは0-1で敗れている。
またデンマークサッカー連盟のディレクターを務めるピーター・モラー氏は『DR』に対し、「幸いにもスタジアムを出るときには目を覚ましていた。彼と連絡を取っているし、選手たちも話をした。彼は元気になっている。選手たちは彼のために戦うんだ。彼と思いは一緒だ」とコメントしていた。
