NECナイメヘンの塩貝健人が後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を決め、チームを勝利に導いた。
NECは7日、エールディビジ第15節でフォレンダムと対戦。小川航基と佐野航大が揃って先発した一方で、塩貝はベンチスタートとなった。
試合は43分にPKから先制点を奪われるが、後半早々に試合を振り出しに戻し、74分には左サイドからカットインしたバサル・オナルが豪快な一撃を突き刺して逆転に成功する。ただ、90分にセットプレーからヘディングシュートでゴールを奪われ、土壇場で試合は振り出しに。このまま引き分けに終わるかと思われた。
しかし、後半アディショナルタイムにピッチ中央付近でセカンドボールを回収した佐野が巧みに前を向き、ペナルティエリア手前の位置からスルーパス。これに抜け出した塩貝がボックス右からシュートをゴールに流し込み、NECが土壇場で勝ち越しに成功した。
結局、試合はこのまま終了。66分からピッチに立っていた塩貝の今季6点目が決勝点となり、NECがフォレンダムに勝利を収めた。NECは今季初の4連勝で3位を維持している。



