Arjen Robben 2023(C)Getty Images

ロッベン氏、古巣で下部組織のコーチに就任…バイエルンやオランダ代表のレジェンド

元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏が、フローニンゲンのU-14チームのヘッドコーチに就任した。クラブが1日に発表している。

現在41歳のロッベン氏は、かつてPSV、チェルシー、レアル・マドリード、そしてバイエルン・ミュンヘンなどでプレーし、2013年のチャンピオンズリーグ優勝をはじめ、数多くのトロフィーを手にした。オランダ代表で96キャップ(37ゴール)を記録した右ウィンガーは2019年夏に、最も長く所属し、レジェンド的存在となったバイエルンを退団すると、1年の休養を挟んで原点でもあるフローニンゲンに復帰し、2021年夏に現役キャリアに終止符を打った。

そんなロッベン氏が、このたび指導者としても正式に古巣へ復帰することが決定。フットボール・ディベロップメントのチーフを務めるバイロン・ベッカー氏は、クラブ公式ウェブサイトを通じて、ここ2年間クラブで研修を受け、長男が所属する地元アマチュアチームでコーチを務めてきたロッベン氏について、次のように歓迎の言葉を述べている。

「アリエン・ロッベンを育成部門のチームの監督として迎え入れられたことは、当然ながら誇りに思うことだ。彼の経験についてはもはや説明の必要もないが、指導者としても、我々のもとで活動を始めた当初から強い印象を与えている」

なお、ロッベン氏はスパイクを脱いだ後、マラソン選手としても話題に。ドイツ『シュピーゲル』によると、2023年にロッテルダムで開催された大会では、2時間58分33秒という好タイムを記録したという。

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