イングランド代表指揮官ギャレス・サウスゲートが、ドイツを撃破してのEURO(ユーロ)2020、ベスト8進出に喜びの言葉を口にしている。
現地時間29日に行われた決勝トーナメント1回戦で、イングランドはドイツと対戦。前半はスコアレスに終わったが、75分にラヒーム・スターリング、86分にハリー・ケインがネットを揺らし、2-0で勝利を収めた。
1966年のワールドカップ決勝以来、主要大会(EURO&W杯)のノックアウトマッチではドイツに勝てていなかったイングランド。歴史的な勝利に、サウスゲート監督は「この状況が信じられないよ。大きな喜びを伴う勝利だ」と語り、準々決勝進出を喜んでいる。『UEFA』公式がその言葉を伝えた。
「スタジアムのエネルギーがとにかく素晴らしかったね。ウェンブリーで多くのサポーター声を聞くことができて、本当に良い雰囲気だったよ。イングランドは長らく困難な時期にあったが、ドイツを下したという事実は、多くのファンが喜んでくれていることだろう」
「イングランドに対して、強豪国と戦うことに懐疑的な見方があったことを把握している。ドイツは言うまでもなくトップチームだし、彼らの経験やスキルから、ゲームを支配されるのではないかと思われていたからね。それでも我々は情熱を持ち、心を冷静にして戦い続けた。その成果がこの勝利だと思っている。本当に選手たちはよくやってくれた。
イングランドはこの後ローマに移動して、7月3日にウクライナとのクォーターファイナルへと挑む。指揮官は4強進出に向けて意欲を示した。
「我々はまず次の試合に向け、回復に専念したい。メンタル的にチームは良い状況にある。さらに上へと進むためにできる限りのことをして、準々決勝に備えたい」