Gareth-Southgate(C)GettyImages

イングランド代表監督がVAR問題について言及「好きではない。審判の判定を受け入れるべき」

イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は、最近何かと話題のVARよりも審判の判定を受け入れたいと思いを明かした。

現在、プレミアリーグで大きな話題となっているのがVAR問題。先日のトッテナムvsリヴァプールの前半途中にルイス・ディアスのゴールがオフサイドで取り消しとなった中、試合終了直後にPGMOL(プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド)が「人為的なミスがあった」と認める事態となった。

これに対してリヴァプール側は「競技規則が正しく適用されなかったことは明らかであり、その結果、スポーツの完全性が損なわれた」などと声明を発表し、さらに審判間の会話内容の公開を要求。そしてPGMOLが該当の音声を公開する運びとなっていた。

クロップ監督が再試合を要求するなど波紋が広がる中、サウスゲートは記者会見でVAR問題について言及。テクノロジーの導入に賛成したことはないと主張した。

「私が(VAR導入における)最前線にいたと言うが、私は賛成ではなかった。私の最初の経験でいえば、(2019年のUEFAネーションズリーグ)準決勝で敗退した時にジェシー・リンガードのゴールが正当なものだったかどうかはまだわからない。私は(VARが)好きではない。審判の判定を受け入れるべきだと思うが、その意思決定プロセスにおいてテクノロジーがない世界に戻ることはないだろうとも思うよ。すべての問題を解決することはできないし、それを達成する解決策もないと思う」

大きな問題となっているVAR。今後、どういった展開を見せていくことになるだろうか。

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