Gareth Southgate England 2019Getty Images

コロナ規則違反のサンチョら3選手はウェールズ戦欠場へ…サウスゲートは選手へ責任感を求める

イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は、タム・エイブラハム、ベン・チルウェル、ジェイドン・サンチョを8日のウェールズ戦に起用しないことを発表した。

10月のインターナショナルブレイク中にウェールズとの親善試合、ベルギーとデンマークとのUEFAネーションズリーグを戦うイングランド。エイブラハム、チルウェル、サンチョの3選手は代表メンバーに招集され、5日から始まる合宿に参加予定だった。

しかし、3選手は3日夜に行われたチェルシーFWのバースデーパーティに参加したことが発覚。現在、新型コロナウイルス感染第2波に直面するイギリスでは、政府が6人以上の集会を禁止しており、この規則を破って20人以上が集ったパーティに参加した選手たちには非難が集まり、代表チームへの参加が認められない可能性が指摘されていた。

以下に続く

9月にはフィル・フォーデンとメイソン・グリーンウッドが同じく新型コロナウイルスのガイドラインに違反し、アイスランドの女性と密会したことが発覚して両選手を代表から追放したサウスゲート監督は、ウェールズ戦前の会見で「選手たちはロックダウンのガイドラインに違反した。間違であったと受け入れていると思う」と話し、少なくとも8日の試合に起用しないことを明言した。

「我々にはコロナウイルスのガイドラインがあり、招集された選手たちはできる限りリスクの低い状態でなければならない。彼らは明日と明後日に検査を受け、症状がないことを確認しなければいけない。彼らは間違いなくウェールズとの試合に欠場する。金曜日にもチームにいなければ、ベルギー戦も欠場する」

さらに同指揮官は「イングランド代表としての責任を彼らがクラブにいる時に押し付けようとは考えていない。しかし、今週の初めにすべての選手たちにイングランド代表選手としての責任やスポットライトの当てられ方が異なることについて話し合った。今週初めのニュースで、彼らはクラブの選手ではなく、代表選手として取り上げられた。選手たちはこのことをよく認識する必要がある」と責任感を持つよう選手たちに求めた。

広告