イングランドサッカー協会(FA)は9日、イングランド代表の暫定監督にU-21(21歳以下)代表を率いるリー・カーズリー氏が就任すると発表した。
イングランド代表は今夏に開催されたEURO2024で2大会連続の決勝進出を果たしたが、前回同様に再び準優勝に終わることに。大会終了後にはガレス・サウスゲート監督が辞任を発表したことで、FAは後任の指揮官探しに奔走していた。
ただ、なかなか後任が見つからない中、9月のインターナショナルマッチウィーク前に本決定ができない状況もあり、ひとまずU-21イングランド代表を率いる元アイルランド代表MFのカーズリー氏に暫定的な指揮を託すことを決めたようだ。
2023年にU-21イングランド代表を39年ぶりに欧州選手権制覇に導いたカーズリー氏は、今回の就任にあたり「選手たちや国際サッカーのサイクルに精通している私にとって、FAが新監督を採用するプロセスを続ける間、私がチームを指導するのは理にかなっている。私の最優先事項は継続性を確保することであり、我々の目標はUEFAネーションズリーグで昇格を果たすことである」と暫定監督就任に対しての意気込みを語っている。
