リヴァプールは18日、シュトゥットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得したことを発表した。『GOAL』のマーク・ドイル記者がこの補強について自身の見解を述べている。
今夏に主将のジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが退団したリヴァプールは、守備的MFとして補強を目指したMFモイセス・カイセドの獲得に失敗。その後、16日に遠藤への関心が伝えられると、報道から2日間という短い期間で一気に日本代表主将との契約をまとめた。
ドイル記者は『GOAL』国際版で遠藤について特集。現地では、リヴァプールが移籍金を投じて30歳の遠藤を獲得したことに疑問を持つ人も多いが、同記者はこの移籍にポジティブな見解を示している。
「多くのリヴァプールファンは、ファビーニョの後釜としてクラブが突然、遠藤に頼るという決定を下したことに困惑しているだろう。過去2シーズンかろうじてブンデスリーガ残留を決めたクラブでプレーする30歳の選手を、なぜ獲得するのかと多くの人が疑問に思うのは当然だ。彼は、これまでチャンピオンズリーグに一度も出場したことがない。その意味では、最高レベルでの経験が豊富な選手とは言えない」
「しかし、思い出してほしい。遠藤は昨年のワールドカップ、日本がドイツを下した試合で際立っていたし、ピッチ上で最も優れた選手の一人だった。クロアチア戦でも印象的だった。プレミアリーグでプレーすることを望み、英語の勉強をしていた遠藤は、プレミアリーグという最高の舞台でパフォーマンスできることを示してきたし、これからできることもたくさんある、日本の主将だ」
さらに同記者は、「遠藤は戦術的ファウルの達人として良い評判もある。相手が危険なエリアに侵入してきた際に止めにかかることが多いが、それでも彼自身、昨季のブンデスリーガ33試合でのイエローカード数は3枚だ」と、戦術面においても知的な選手であることを強調し、レジェンドの名前を出しつつ年齢に対する懸念についても問題ないと強調した。
「彼は守備的MFとして背が高いわけでもないが、フィジカルが強く、インテンシティも高い。パスさばきも問題ない。(似た役割で有名な)クロード・マケレレの方がもちろん、印象的なキャリアだったが、彼がチェルシーに来たときの年齢は今の遠藤と同じだ。アンフィールドでインパクトを残すという希望は、30歳という年齢で打ち砕かれるべきではない」


