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遠藤航のリヴァプール行きを指揮官が認める「30歳という年齢でチャンスを…。彼の夢だ」

シュトゥットガルトを指揮するセバスティアン・ヘーネス監督が日本代表MF遠藤航のリヴァプール行きを認めた。

2021-22シーズンからシュトゥットガルトの主将を務める遠藤は、12日に行われた今季公式戦初戦のDFBポカール1回戦、バーリンゲン戦でゴールを記録するなど好スタート。そんな中、今夏にジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが退団したリヴァプールが16日、正式オファーを出したことが伝えられた。

クラブ間合意とメディカルチェックが伝えられる中、ヘーネス監督は17日に遠藤について、「彼はクラブから交渉の許可を得ている。メディカルチェックのために渡英していて、今日はトレーニングに参加していない」と移籍が進んでいることを認め、「彼は30歳という年齢でプレミアリーグのリヴァプールに加入するチャンスを得た。それは彼の夢なんだ」と後押しするコメントを残しつつ、今後のシュトゥットガルトのスポーツ面における懸念に言及した。

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「クラブの観点で言えば、経済面では良い取引となる。スポーツ面の観点で言えば、私はもちろん興奮することはできない。ワタルはアスリート力、そして個性の面でも重要な選手で、我々のキャプテンだからね。ブンデスリーガ102試合のうち99試合に出場し、重要な瞬間に常にそこに居てくれた」

「文句を言い始めることはしないよ。スポーツ面において、彼がいなくなるのは残念だ。でも、短期的には穴埋めできると自信を持っている。チームは強力だし、内部で解決できる可能性もある。長期的に見れば我々は彼の後釜を探していくことになる」

なお、シュトゥットガルトが受け取る移籍金は、1800万ユーロ(約28億6000万円)~ボーナス込み2500万ユーロ(約40億円)ほどとみられている。

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