Unai Emery, VillarrealGetty

土壇場OGでアトレティコ戦勝利を逃したビジャレアル…エメリ「責任は選手たちではなく私にある。掛け声が必要な場面だった」

29日のラ・リーガ第3節、ビジャレアルは敵地ワンダ・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦を2-2の引き分けで終えた。ウナイ・エメリ監督は試合後、終了間際のオウンゴールの責任が自分にあったと主張している。

前半にアトレティコの攻勢を受けながらも無失点で切り抜け、後半にはMFマヌ・トリゲロスのミドルシュートで1-0、さらにFWアルノー・ダンジュマの加入後初得点で2-1と、リードし続けていたビジャレアル。しかし試合終了間際の95分、DFアイサ・マンディとGKヘロニモ・ルジの連係不足からオウンゴールが決まり、まさかのドローで試合を終えた。エメリ監督は、シメオネ監督率いるアトレティコとの11回目の対戦でついに初勝利に手が届きそうになったが、通算成績は5敗6分けとなっている。

エメリ監督は、この結果自体にはやはり悔しさを感じているようだ。試合後会見で次のようにコメントした。

「自チームに抱えている感情、自分たちが代表しているエンブレムのことを考えて痛みを覚えている。ここまでの2試合をドローで終えていたものの、ここでもう一度引き分けるのは悪い結果ではなかった。だが試合の展開を考えれば、そうなってしまうだろう。勝利の可能性を高めるのはプレーの効果性だが、しかし二回にわたる子供じみたアクションから失点しまい、勝利を逃すことになった。それは私の責任であり、最も心を痛めていることだ」

「オウンゴールについて? 私の責任だ。選手たちのせいにはしない。ゲームプランを練ったのは私なのだから。問題となったのは、効果的なコミュニケーションの欠如だ。あの場面では『何もするな』『クリアしろ』『触れ』などの掛け声が選択肢としてあった。集中力はそれぞれが内包するものだが、こちらでも助長していかなくてはならない」

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