リヴァプールのアシスタントコーチを務めていたヨン・ハイティンハ氏が、アヤックスの監督として復帰することが発表された。
現在41歳のハイティンハは、現役時代にアヤックスやエヴァートン、アトレティコ・マドリーなどでプレー。オランダ代表としても87試合に出場した後、2016年に現役を引退した。それ以降は指導者としてのキャリアをスタートさせ、古巣であるアヤックスの各年代のユースチームでヘッドコーチを歴任。2023年1月には成績不振によって解任されたアルフレト・スフリューデルの後任としてアヤックスの監督に就任し、2022-23シーズン終了後に退任していた。
昨季から同じオランダ人のアルネ・スロット監督のリヴァプールにアシスタントコーチとして加わり、プレミアリーグ優勝に貢献していた。
ハイティンハ氏は今回、フランチェスコ・ファリオリ監督の後任としてアヤックスの指揮官として2年契約で復帰することを発表。同じくアヤックスのアカデミー出身であるマルセル・カイザー氏がアシスタントコーチを務めることになった。
3シーズン連続タイトルなしの状況に危機感が募る中、テクニカルディレクターのアレックス・クロエス氏は今回の招聘について見解を明かしている。
「ヨンは非常に意欲的な優秀なコーチだ。彼は野心的で、過去数年間プレミアリーグとチャンピオンズリーグを経験してさらに成長を続けている。ヨンはクラブをよく知っており、マルセルと共に選手たちの向上を助け、昨夏からの進歩を築き上げてくれると確信している」
ハイティンハ氏は就任にあたり、「始められることに対し、信じられないほど興奮している。イングランドでの最近の年月は私にとって非常に有益だった。監督として続ける準備ができており、アヤックスでその機会を与えられることを光栄に思う」と思いを述べている。


