imanol(C)Getty Images

EL消滅のレアル・ソシエダ…失意のイマノル監督は久保建英ら選手たちに感謝「良い形で送り出したいと…」

来季欧州大会への出場が絶望的となったレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督がコメントした。13日、スペイン『noticias de Gipuzkoa』が伝えた。

レアル・ソシエダは13日に行われたラ・リーガ第36節セルタ戦で0-1の敗北を喫した。日本代表MF久保建英が先発フル出場を果たし、何度も相手ゴール前に侵入するも得点は奪えず。前半44分に失点を許すと、そのまま逆転できずに試合終了。12位のラ・レアルは来季UEFAヨーロッパリーグ出場の可能性が消滅し、UEFAカンファレンスリーグへの出場も厳しい状況となった。

試合後、今季限りでの退任を発表しているイマノル監督は「簡単な試合ではなかった」としつつ、選手たちのパフォーマンスに一定の評価を下した。

「我々はボールを使って数多くのチャンスを作り、セルタは彼らがやっていた試合を展開することができなかった」

その上で指揮官は0-4で敗れた前節アトレティコ・マドリー戦を引き合いに出し、「アトレティコ・マドリー戦とは全く違ったものだった。私たちは『別のラ・レアル』だった。最近のサッカーはチームにとって不公平になっていると思う」と口にした。

「選手たちには申し訳ない気持ちだ。彼らは『私を良い形で送り出したい』と言ってくれているからね」

シーズン残り2試合の状況でどん底のチーム状況だが、指揮官はサポーターに変わらぬ支援を求める。

イマノル監督は「まだ試合が残っているのに、なぜスタジアムに来たくない人がいるのか理解できない、私たちがこれまでに経験したような瞬間をもう一度味わいたいが、私たちは正気を失ってしまった」としつつ、「私たちはラ・レアルのために勝利しなくてはいけない。アトレティコ戦を除けば、チームはいつも私が望んでいた通りに戦ってくれたんだ。レアル・ソシエダには素晴らしい未来があると思うから、みんなはこれからも安心して眠れるだろう」と、クラブへの愛を語った。

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