Paulo Dybala Juventus NapoliGetty Images

ユヴェントス、移籍金確保できる今夏のディバラ放出は濃厚か…複数メディアが指摘

ユヴェントスは、今夏FWパウロ・ディバラを放出することを考えているようだ。複数メディアが伝えている。

今季は負傷や新型コロナウイルス感染を経験し、さらに感染プロトコル違反で謹慎処分を受けるなど離脱が相次ぐディバラ。未だセリエAでは13試合の出場に留まっており、アンドレア・ピルロ監督初年度のチームに貢献できているとは言い難い状況となっている。

そんなディバラだが、現行契約は2022年まで。イタリア『スカイ』によると、財政的なダメージを考慮して新契約をオファーしない可能性があるという。コロナ禍がクラブ予算に影響を与えているために契約延長できないケースもあると指摘し、スポーツディレクターであるファビオ・パラティチ氏の言葉を伝えた。

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「毎週のように彼の代理人と話しているが、会社としてもみんなが経験しているこの状況を忘れることはできない。9月にはネガティブな状況に戻り、そこから抜け出せていない。フットボールに限らず一挙手一投足を気を付けなければならないんだ。1年後、2年後、3年後を今から決められる人はいない。慎重に行動する必要がある」

イギリス『Four Four Two』は、パラティチSDの言葉は「フットボール界の多くがそうであるように、ユヴェントスも移籍市場で多額の支出は考えておらず、削減を考えなければならないということを意味している」と分析。「残留は理想だが、他のポジションを優先することも考えられる。ディバラを引き留める余裕がないのであれば、フリーで失うよりもプレミアリーグなどからの関心を利用したいと考えるだろう」と指摘し、契約が切れる前に今夏売却する可能性は十分に考えられると綴った。

またスペイン『マルカ』も、ユヴェントスは契約が切れる前の今夏に、新たな選手獲得資金確保のためにディバラ売却を検討していると指摘。イタリアメディアの情報を基に、ハリー・ケインやマウロ・イカルディらストライカー獲得のため、トレードに出される可能性もあると分析した。

近年度々移籍が噂されてきたディバラ。ユヴェントスで背番号10を背負う27歳は、今夏新天地を求めることになるのだろうか。

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